2017年11月19日

続・すもう前史

(つづき)情けない授業の日々が続いて、一学期が終わって二学期に入ります。二学期のある日、市政だよりに「相撲の発祥地、當麻町相撲館が開館する予定である」ということが載ってありました。そう言えばY君は、テレビで相撲をよく見るということを言っていたので、「相撲についてしっかり調べてみよう」と思いました。これは、Y君の授業にきっちり応えることになるかもしれないと思って、私の教材研究が始まります。
 私が市政便りを見たとき、何で當麻町が相撲と関係あるのかわかりませんでした。當麻町がボタンで少しは有名な当麻寺のある所ぐらいにしか思っていなかったのです。恥ずかしいことかもしれませんが、私は、この時になって初めて、當麻町というのが當麻蹶速から来ていることがわかったのです。そして、相撲の歴史を調べると奥が深く、@節会相撲(奈良・平安)稲の出来具合を占うための神事として天皇の前でとられた相撲、A武家相撲(鎌倉・室町)武芸の一つとして行われた相撲で将軍が相撲会を開く。B勧進相撲(室町〜江戸)室町になると、職業的な力士が現れます。地方をまわって地元の一般人と相撲をとり、神社や寺を建て、修繕するための寄付金を集めるという名目(勧進)で、東西対抗の形で相撲が行われるようになります。C江戸時代に相撲興行が行われ、地方の大名に抱えられる「抱え力士」が生まれます。こんな相撲の歴史にとても興味を持ちました。その他にも、土俵が四角かったこと、織田信長が熱狂的な相撲ファンだったこと、ペリーがやって来たときに力士が浦賀に集められたことなど、興味深いうんちくをたくさん知ることができました。(つづく)



posted by まんぞう at 18:39| Comment(0) | 日記
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